2019年10月22日火曜日

JupyterLab(JupyterNotebook)のインストール

macOS Mojave(10.14.6)にJupyterLab(JupyterNoteBook後継版)のインストールメモ、既にPython3.7.1をインストールしている状態でAnaconda(データサイエンス向けのPythonパッケージなどを提供するプラットフォーム)を使用せずJupyterLabを単体でインストールすることに。

1.jupyterlabインストール


>pip install jupyterlab

インストールしていたpipのバージョンが古いとのメッセージ

You are using pip version 10.0.1, however version 19.3.1 is available.
You should consider upgrading via the 'pip install --upgrade pip' command.

なので先にpipをアップグレード

>pip install --upgrade pip

Collecting pip
  Downloading https://files.pythonhosted.org/packages/00/b6/9cfa56b4081ad13874b0c6f96af8ce16cfbc1cb06bedf8e9164ce5551ec1/pip-19.3.1-py2.py3-none-any.whl (1.4MB)
    100% |████████████████████████████████| 1.4MB 6.5MB/s 
Installing collected packages: pip
  Found existing installation: pip 10.0.1
    Uninstalling pip-10.0.1:
      Successfully uninstalled pip-10.0.1
Successfully installed pip-19.3.1

再度jupyterlabをインストールしてとりあえずエラーなく完了、またJuypyterLabでグラフも表示させたいのでついでにmatplotlibもインストール

>pip install matplotlib

2.準備


作業ディレクトリを変更したく毎回起動オプションに設定するのが面倒なので作業用フォルダの作成と設定ファイルを作成し必要な設定をする

・作業ディレクトリ作成(ホームディレクトリ内作成)
mkdir ~/jupyterlab

・設定ファイルの作成

>jupyter notebook --generate-config

~/.jupyterフォルダ内にjupyter_notebook_config.pyが作成されるので先の下記の箇所を有効(コメント解除)にして作業フォルダを指定
c.NotebookApp.notebook_dir = '[任意フォルダ]'

3.実行


>jupyter lab

デフォルトは自動的にブラウザも起動する



  • jupyterlabはIE11がサポートされていないためWindowsだと画面はなにも表示しない、Notebookは使用できるのでその場合は「http://localhost:8888/tree」にアクセスする(初回は/?token=・・・が必要かも)
  • 手動でURLを指定する場合は「http://localhost:8888/lab」
  • ターミナルを閉じてもバックグラウンド起動させておく場合は「>nohup jupyter lab &」で実行
  • 手動実行時のURLに認証用トークンを指定する必要がある場合はターミナル画面にURL(http://localhost:8888/?token=d6d62e9f50ee4668e355409590ada3a34ce70658ead9aaf8)が表示されているので「/?token」以降を入力する


4.グラフの表示確認


(テストプログラム)

%matplotlib inline
import matplotlib.pyplot as plt
import numpy as np
x = np.linspace(0,10,100)
y = np.sin(x)
plt.plot(x,y)




5.Tips


(1)設定ファイル
・起動時に自動的にブラウザ起動させない場合
c.NotebookApp.open_browser = False
・別のPCからアクセスさせる場合
c.NotebookApp.ip = '*'
・ポート番号を変更(8801)する場合
c.NotebookApp.port = 8801
・認証用のトークンをなくす場合
c.NotebookApp.toekn = ''
・rootユーザでの実行を許容する場合(Macでは個人IDでログインしていたので不要)
c.NotebookApp.allow_root = True

(2)起動オプション
・help(MacではLinuxの場合ほどオプションが表示しない)
--help or --help-all
・リモートアクセス許可
--ip=0.0.0.0
・起動時に自動的にブラウザ起動させない
--no-browser
rootユーザでの実行を許容
--allow-root



2019年10月12日土曜日

自動でPCが起動していまう

PCをシャットダウンしても数分後に勝手に起動してしまうようになってしまった。

きっとWake On Lanの設定と思いBIOSの設定を見直しても改善せずなんでかと思っていたらWindowsのLANドライバに設定があることを忘れていた。

使用しているIntel 82579LM Gigabit Network Connectionのプロパティの「電源管理」タブにあるWake on LAN設定にある以下の項目のチェックを外した。

  • Wake On Magic Packet
  • Wake on Link
  • Wake on Pattern Match


最初はWake on Linkだけ外したけれどそれだけでは起動してしまった。