2022年8月9日火曜日

ChromebookのDebian 10(buster)をDebian 11(bullseye)にアップグレードメモ

 ChromebookのDebian10をDebian11へのアップグレードはPythonの開発環境が動作しなくなるのが困るのでそのままにしていたけれどさすがにアップグレードしてみました。

アップグレードするにあたり念の為バックアップは実施しておきます、バックアップがあればDebian10に簡単に復元可能でした(実際復元することになりました・・・)

いざアップグレードを始めると空き容量が少なくなってきたとのメッセージが画面左下で表示してからしばらくするとアップグレード失敗のメッセージが表示されました。

ログが保存されるので確認してみると

E: You don't have enough free space in /var/cache/apt/archives/.

282 upgraded, 171 newly installed, 15 to remove and 0 not upgraded.
Need to get 418 MB of archives. 

After this operation, 26.5 MB of additional disk space will be used.

不安が的中し空き容量不足が発生、それでもターミナルで接続しバージョンを確認してみると

~$cat /etc/debian_version
11.4

とりあえずバージョンアップをしている模様

念の為aptコマンドでアップデートコマンドを実行してみると

sudo apt update
sudo apt upgrade
E: dpkg は中断されました。問題を修正するには 'sudo dpkg --configure -a' を手動

やはり不完全な状態であることが判明、このまま原因と対応を考えのは時間を無駄にしそうだったのでLinux(Debian)への割当容量を増やしてアップグレード作業直前のバックアップからDebian10に復元しあらためてアップグレードをしてみたところ問題なく完了しました。

あらためてaptコマンドでアップデートコマンドを実行してみるとパッケージは全て最新とのメッセージ。

とりあえずアップグレードは完了したもののPython開発環境が問題なく使用できるかはあらためて。

2022年8月3日水曜日

postgresqlのPeer認証をいまさら理解

 もう何年もpostgresqlを使用していないなかで知人から認証について質問されあらためて調べることに。

OSユーザのpostgresであればplsqlでオプションを指定せずにログインできることをちゃんと説明できずどうやらPeer認証であるらしい、これはOS側のユーザIDとデータベース側のユーザIDが一致している場合に認証するようでパスワードの入力も不要。ただしローカル接続時のみ利用可能なようです。公式サイト

明示的にDB側にpostgresユーザを作成したつもりはないけれどpg_userテーブルを参照してみると確かに作成されていました、DBの初期化した際に作成されたということかな。