2019年11月14日木曜日

SCHEDULER-320 Could not send mail

とりあえずJobScheduler1.13の基本的な使い方が分かってきたので特定のジョブ実行時にメールを送信するように設定してみたところ送信エラー

「SCHEDULER-320 Could not send mail」

メールサーバ側の問題かと思いTELNETで接続してメール送信テストも問題なく行えたのでJobSchedulerの問題は確定。

一番気になったのメールの設定情報が記述されてているfactory.ini

一通り確認しても原因となりそうな設定はない・・・ただ一カ所を除いて

「mail_queue_dir = ${SCHEDULER_DATA}/mail」

メールのキューが保存されると思われる上記設定のフォルダーがない??

フォルダーを手動で作ってみると無事送信成功!!インストールでは作成されないうえに送信時になければ自動的にフォルダーを作成もしてくれないらしい。

もしかするとインストール時はメールを送信する設定にしなかったからかな・・・。


2019年11月12日火曜日

JobSchedulerジョブ作成備忘録


  • jobschedulerは基本ISO-8859-1 Latin-1しか対応していなさそう、UTF-8やSJIS等のマルチバイトは使えなさそう。ジョブのtitleなどに日本語を使うと保存する時にエラーになるがエラーにならない項目もある、その場合は実行させた場合やJOCの画面でエラーメッセージが表示する。
  • リモート実行させる場合、Process Classを作成しジョブ定義で先のProcess Classを指定する。
  • コマンドやbatファイルはLanguageでshellを指定
  • ジョブの終了ステータスはスクリプトの戻り値が0で正常、0以外は異常終了、JP1のように警告終了はないのかな。
  • リモートジョブのbatファイルの保存先となるベースフォルダは[Agentインストールパス]¥agentになる、Agent実行ファイル(例 jobscheduler_agent_[ポート番号].cmd)にSCHEDULER_HOMEパラメータで変更可能
  • サーバ(jobscheduler engineが実行しているサーバ)のbatファイルのデフォルト保存フォルダは[インストールフォルダ]¥[データフォルダ]¥jobscheduler_1.13
  • scriptタブでbatファイルを複数行記述しても1つ目しか実行されない
  • Includesタブから複数のbatファイルを指定することで複数実行可能、ただしscriptに記述コマンドより先に実行される。
  • scriptタブでcmd.exe /c xxx.batとしして複数記述することでbatファイルを複数起動させることは可能、ただしbatファイルのリターンコードをジョブで判定できないかも。
  • JP1のジョブユニットがjobschedulerのジョブに対応する感じ、JP1のジョブネットのように複数のジョブを実行させる場合はjob chainで実現できそう。
  • job chainを実行させる際は、job chain orderを定義しorderから実行するらしい。
  • 祝日、祭日の設定はジョブ毎にも可能だが共通的なファイルを作成して参照させることが可能、ファイル名は[任意].holiday.xmlの必要があるらしい。
  • ジョブを曜日でスケジュール実行させる場合に曜日をグルーピング設定しないと各曜日毎に実行時刻や休日の動作指定をする必要がある。

2019年11月11日月曜日

スマートウォッチデビュー(FOSSIL HYBRID HR)

健康にはそれほど興味はないもののSNSや電話の着信に気づけるようにそろそろスマートウォッチを物色

ただ、以下の条件は除外

  • あからさまなスマートウォッチ、まぁ言ってしまえばAppleWatch
  • 個人的に避けたい製造メーカ
  • GPSや電子決済機能
  • 予算は3万円台が上限

そして希望条件

  • 見た目はなるべくアナログ
  • バッテリーのもちがいいこと
  • 上記の除外条件をクリアしていること

一番の候補はGARMIN vívomove LuxeだったけれどGPSや色々なセンサーもあり高機能で予算オーバーで残念。

次はWithings Steel HR、かなり理想に近かったけれど通知があったことはわかるものの詳細(メッセージ内容や誰からのなのかなど)が分かりづらい。

そんな中、つい先日発売されたFOSSIL HYBRID HR(ハイブリッドHR)、金額はギリギリ3万円におさまり自分にとって必要な機能は全て盛り込まれている。

お気楽にAmazonで購入とは思ったけれどまだ扱っておらず、近くの量販店でもFOSSILを扱っているもののHYBRID HRはまだ未入荷

できれば実物も見たかったので直営店に行くとさすがに各バリエーションが揃っていたので即購入

ここからは使ってみての感想、こういう事はかなり個人差があるのであるのであくまでも参考程度

  • アナログ時計の部分とスマートウォッチの部分で電池が別の時計もあるらしいけれどHYBRID HRは同じバッテリ
  • 家庭用防水ではあるもののプールや海での水泳は問題ないとのこと、ただし水の中でボタン操作はしない方がいいらしい
  • ベルトは切れても修理としてなら入手可能らしいが別のモデルのベルトは別途購入する事はできないらしい
  • 1日使ってみたところバッテリの消費は1%、2週間のバッテリー寿命はだてではないのかも
  • 表示のデザインはデフォルトで6種類
  • 湿度や天気を表示させることが出来るがスマートフォンでGPSを有効にしていてかつアプリケーションを起動させておく必要がある。(スマートフォンのバッテリー消費心配になる)
  • 気温表示が摂氏ではなく華氏で表示※設定変更可能かサポートに問い合わせ中(アプリのプロフィール→単位で設定可能な事が判明)
  • マニュアルがない(WEBサイトにもない)
  • アプリケーションのインストールの時にさらっと表示したが時計を軽く振ると時計の針が回り針が歩数など上で見づらい時に確認できる
  • たぶん2回ほど軽く衝撃を与えるとライトが光り暗い場所でも針の位置を確認出来る
  • たいした機能を求めていないのでOSがGoogleのWear OSではなく独自OSでも気にならない

ここからは不満

  • 某スマートフォンと同じくスタートアップガイドしかない上にWEBサイトにも操作ガイドがないというお粗末さ
  • 仕様について日本のサポートに問い合わせると実機がなく確認できないらしい、ナレッジもないとのこと※窓口の方はとても丁寧で申し訳なさそうでした
  • サポートも不十分なまま販売を開始するのがグローバルスタンダードなのかな

2019年11月9日土曜日

JobScheduler1.13(インストール)

JP1に代わるジョブスケジュールソフトを探していて気になっていたJobSchedulerを試してみることに。

【ダウンロード】


sso-berlin.comサイトから以下のインストーラをダウンロード


  • JobScheduler Master 1.13 Windows 64bit
  • JobScheduler JOC Cockpit (required to control JobScheduler Master) 1.13 Windows 32/64bit
  • JobScheduler Universal Agent 1.13 Windows 64bit
  • JobScheduler Object Editor

【ライセンス】


JobSchedulerはオープンソース(GNU Public License)で利用可能らしいけれどユニバーサル・エージェントの同時複数タスク実行は有償ライセンスが必要らしい

【インストール環境】


・Windows2012Server 64bit
・Windows7 64bit

【JAVA】


・jdk1.8.0._u144 _x64
サーバは既にインストールしていた別のサーバからjdkをコピーしてJAVA_HOMEを設定した状態(インストーラーからインストールしていなかったために色々はまった・・・)

【Database】

別サーバで稼働中のOracle(11.2.0.4)を使用

【JobScheduler Engine(JobScheduler Master)】


JobScheduler本体、インストール自体はそれほど難しくなくインストレーションガイドや紹介サイトを参考にすればそれほど難しくないはずだったけれど・・・

setup.cmdを実行しても実行されない、setup.cmdを見てみると内部で使用している環境変数JRE_HOMEに設定できないのが原因らしい、きっとちゃんとJDK(JRE)をインストールしなかったのが悪い、とりあえずsetup.cmdにJRE_HOMEの設定を追加して無事起動。

インストーラーに従ってインストールは完了したもののサービスが起動せず・・・ログファイルを確認してみるとjvm.dllが見つからないというエラーメッセージ

"loadLibrary, Java Virtul machine jvm.dll"

きっとこれもJAVAのインストールの仕方が原因で偶然見つけた対応方法としてconfig¥sos.iniの[java]セクションのvmパラメータを有効にしてフルパスでjvm.dllを指定して無事起動

【JOC - JobScheduler Operations Center】


JobScheduler Masterは管理画面がなくJOCのインストールすることでWEB経由に管理が可能になるらしい、JOCはJobScheduler Masterと同じサーバにインストールしようはなくhttpプロトコルで通信できるらしい。

setup.cmdを実行するとインストーラー起動せず(またか・・・)、JOCのsetup.cmdはjava.exeに環境変数が使用されていないのでとりあえずシステム環境変数のPATHに追加してjava.exeを実行できるようにしてインストール完了。

ブラウザからJOCにアクセスしてみても表示せず・・・サービスが起動していない、またjvm.dllが見つからないのかと思い色々ファイルを探してみるもののそれらしい設定がない。

JOCはApache Commons Daemonを使用してサービス化しているようなのでレジストリを確認してみるあやしい箇所があり修正してみたところ無事起動


HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Wow6432¥Node¥Apache Software Foundation¥Procrun 2.0¥sos_joc¥Parameters¥Javaの以下のキーを

(修正前)
JavaHome=JRE
Jvm=auto

(修正後)
JavaHome=明示的にJDKのパスを設定
Jvm=フルパスでjvm.dllを明示的に設定

ブラウザからhttp://localhost:[ポート番号※]/にアクセスすると無事ログイン画面が表示
※ポート番号はインストール中のJettyポート番号として設定した番号

ID:root
Pass:root

デフォルトは英語表記だけれどユーザプロファイルの設定画面から日本語の選択が可能

【JOE - JobScheduler Object Editor】


インストーラーは他と同じく日本語を選べるがJOEを起動してみると英語表記(日本語選択はない)。
JobScheduler MasterをインストールするとJOEも含まれているようでJOEをあらためてインストールする必要はなかったかもしれない

【JobScheduler Universal Agent】


リモートでのジョブ実行を試す予定なのでWindows7端末にAgentをインストールしてみるとサービスが起動しない・・・。
エラーメッセージから127.0.0.1でlistenできないような雰囲気、インストールした端末はLANを2ポート持っていて1つはリンクアップしていない状態。

試しに有効になっているLANのアドレスに変更したところ無事起動できた。

ジョブの作成は別途にメモするとしてJobScheduler EngineからWindows7端末上でジョブを実行させてみるとエラー、端末上のサービスを確認するとAgentサービスが停止している。
Agentサービスは起動はするもののジョブの実行指示を受けるとエラーが発生しサービス停止するらしい。

試しに手動でAgentを起動させてみると無事ジョブ実行出来たのでサービスの実行ユーザ(ローカルシステム:LocalSystem)からAdministratorsグループのユーザに変更してみたところやはり問題なくジョブ実行できるようになりとりあえず完了。(ローカルシステムで動作しない理由は不明のまま)

とりあえず無事インストール完了、JAVAのインストールがいい加減だったおかげで色々苦労してしまった・・・。